万人に向けた商品やサービスの末路 | Think for Design
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DATA . 2022.2.25

万人に向けた商品やサービスの末路

Nakamura Hiroki

Nakamura Hiroki

おはようございます!
伴走型ブランド経営デザイナーの中村です。

僕は日々、商品開発をしています。
商品開発といっても僕らは形のないものを販売しているので「?」と思われる方も多いと思います。

例えばホームページという商品。
この商品は、医療関係から飲食店まで業種を選ばず万人に向けた商品になります。

でも、万人に向けた商品は競合も多いのが実際のところです。
だから、ニーズを絞り込んだ商品開発を行なっています。

イメージしやすいところで言うと、採用に特化したホームページ制作などです。
(実際にはやっていませんが、イメージしやすくするために例えています)

通常のホームページ制作のニーズが100とすれば、
採用に困っているというニーズに絞り込めば半分の50になります。
めちゃくちゃ単純計算ですが、競合も半分になるはずです。

こんな調子で市場のニーズを絞り込んだ商品開発をすることで、
特定の人に響きやすい商品となるのです。

逆を言えば「万人に向けた商品やサービス」は選ばれにくいのです。

上記の競合が多くなるという点以外にも、
「万人に向けた商品やサービス」のデメリットがもう一つあります。

それは「平均」に近づいてしまうという点です。

料理を作る際に、1人に対して作る場合と100人に対して料理を作る場合があったとします。

人数が多い場合、Aさんは味が濃い目がよい、Bさんはスパイスを多めでなど、要望が人数分出てきます。
全ての要望を取り入れることはできないので、多くの人が納得する妥協点を探して料理を作ることになります。

その結果、どんなものが出来上がってくるのか。
そうです、可もなく不可もない極めて平均的な料理ができあがってきます。

もはや既存のレトルトの食品で良くないですか?という話になります。

市場は成熟化していて多様化(ニーズが複雑になっている)しているので、
万人向けの商品を開発するのは極めて難しいのです。

もし「万人に向けた商品やサービス」を開発したならば、
その先に待っているのは価格競争です。

商品やサービスを新たに開発する際は、
ニーズを絞り込むということを意識したいものです。

本日もがんばっていきましょう!
それではまた明日!

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