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DATA . 2022.1.19

デザイン会社にブランディングが必要な理由

Nakamura Hiroki

Nakamura Hiroki

おはようございます!
伴走型ブランド経営デザイナーの中村です。

ブランディングという言葉は一昔前に比べてだいぶメジャーな言葉になってきました。
僕たちデザイン会社にとってもブランディングは切っても切り離せないもので、
その知識は100%持っておいたほうがいいと思います。

ただお客さんにブランディングを提供する前に、
まずは自分たちの会社のブランディングをしっかりとやったほうがいいと思います。

今日はなぜデザイン会社はブランディングをすべきかについてお話をしたいと思います。


ブランディングとは何か

その前にブランディングについてさらっとおさらいをすると、
ブランディングとは企業側の”こう思われたい”と消費者側の”こう思う”を一致させていく活動です。

ロゴマークをオシャレでかっこよくしたり、
デザインに統一感を持たせたりするだけではありません。

もちろんデザインは重要なツールになりますが、
そこはあくまでもコミニケーションデザインの一環なので、
本当に大事なのは自分たちがどんなブランドなのかを定義しておくことです。


お客様の気持ちになってみよう

僕たちは形のないものを販売しているわけです。

既に出来上がったものを売るのではなく、依頼をいただいてから初めて作るので、
お客さんからしてみたらどんなものが出来上がってくるかわかりません。

言ってしまえば「賭け」です。

依頼者が求めていたものと違うデザインになってしまったら「賭け失敗」で、
求めていたものになったのなら「賭け成功」です。
わりとギャンブルに近いものがあります(笑)

お客さんは僕らに依頼をする際にとても不安であるということは、
きちんと頭の中に入れておかなければいけません。

お客さんの立場になって考えてみると、
デザイン会社の選定って本当に難しいものだと思うんですね。

ちょっと想像してみてください。
自分が依頼する立場の人間だとしたら。
何をもとにデザイン会社を選びますか?

●価格
●過去の実績から自分のテイストの合いそうな会社
●スタッフの人柄

大きく分けるとこの3つが選択基準なのではないでしょうか。

その証拠に、デザイン会社のホームページを見に来ている人の多くが
「価格」「実績」「スタッフ紹介」を見ているのです。

これらのページを見て、総合的に判断して比較検討しています。

しかしある程度、制作会社の候補をピックアップする段階になると、一つの答えに辿りつきます。

それは「最終的によくわかんなくなった」です。

比較すればするほど、どこに依頼したら良いのかが分からなくなってしまいます。
なぜなら「決め手」がないからです。


判断材料を用意しておく

お客さんは比較検討している間、必死に「決め手」を探していて、
何か背中を押してくれるポイントが欲しいのです。

だから、僕たちデザイン会社は「決め手」を用意しておくとともに、
「決め手」を提示しておかなければいけないのです。

では3つの検討材料の中から、自分たちだけの独自性を
打ち出せるものって何かありますでしょうか?

価格で勝負してしまうと薄利多売になってしまい、
結果的にデザイナーが疲弊してしまいます。
継続して続けることができなくなってしまうのです。

なので価格が安い高いと言うのは独自性から外して考えなければいけません。
そうなると残るは実績とスタッフです。

とんでもない制作実績やとんでもない経歴の優秀なデザイナーさんがいる会社は別です。
普通のデザイン会社においては、そこまで突出したものはないのではないでしょうか?

・・・

そうなってくると3つの判断材料の中から、
独自性を見つけるのはなかなか困難になってくるわけです。


独自性の見つけ方

どうしたら自分たちの独自性が見つかるのでしょうか。
独自性の見つけ方の1つとして市場を絞るというやり方があります。

例えば飲食店のお客さんがデザイン会社を探しているとします。
10社比較検討した中で1社だけ飲食店に強いデザイン会社がありました。

飲食店のお客さんであれば、飲食店に強くて実績が多い会社に選びたいと思うものです。
なので飲食店に強いデザイン会社が選ばれる可能性が上がります。

飲食店業界に市場を絞ることで、独自性が生まれるのです。
他にも住宅業界に特化しているとか、地域創生に特化しているなど市場を絞ることで、
それが自分たちの独自性になるかもしれません。

他にはお客さんのニーズを1つピックアップして、そこを尖らせる方法もあります。
例えば「集客に強いデザイン会社」だとか「ウェブに強いデザイン会社」とかです。

この様に自分たちが戦うべき場所を絞り込んで戦うことによって、
それがお客さんが選ぶ「決め手」になったりします。


言っている事とやっている事の整合性

ブランディングは言ってることとやってることの整合性がなければいけません。
飲食業界に強いデザイン会社と謳っていても、蓋を開けてみたら全然飲食店の事を理解していなかったり、
そもそも実績が少なかったりした場合、言っている事とやっている事がずれている状態です。

そうなると逆にマイナスになってしまうわけです。

だから自分たちの財産を棚卸しして、
どこのポジションだったら戦えるのかを見定めなければいけないのです。

自分たちは「誰にとって」「どう思われたい」のか。
しっかりと定義するためにも、ブランディングはとても重要なのです。

数あるデザイン会社の中から選ばれるためには、
まずは自分たちのブランドをしっかりと確立しておくことが必要ですよね。

今日も1日がんばっていきましょう!
それではまた明日!

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