デザイン思考とはなんですか? | Think for Design
トップページ > ジャーナル > デザイン経営 > デザイン思考とはなんですか?

JOURNAL

ジャーナル

DATA . 2022.3.30

デザイン思考とはなんですか?

Nakamura Hiroki

Nakamura Hiroki

おはようございます!
伴走型ブランド経営デザイナーの中村です。

今日は改めて「デザイン思考」とは何かについてお話をしたいと思います。

世界的に有名なデザインファームであるIDEOの創始者、ティム・ブラウン氏が
「デザイン思考が世界を変える」という本を出して一気に世の中に広がりました。

日本においても近年、積極的に経営戦略の中に組み込もうという流れがあります。

デザインという言葉が含まれているので、デザインを作る上での考え方なのかな?と勘違いしてしまいそうです。
それもそのはず、日本においてはデザインとは一般的に「クリエイティブ」や「アート」というイメージが強いからだと思います。

でも本来デザインとは本来「課題解決」なのです。

身近なところにもデザインを用いた課題解決が転がっています。
例えば、セブンイレブンのコーヒーマシン。

お店によってはマシンのところに、手書きで「ホットはこっち!!」と書かれていたりするのを目にしたことがあるかと思います。
これもデザインを使った課題解決の一つです。

お客さんで高齢者が多い場合、英語で小さく「HOT」と書いてあるだけだと
押し間違いをしてしまうことが多いから、手書きで「ホットはこっち!」と書いたのだと思います。

実に身近なところでデザインを使った課題解決は行われているのです。

デザイン思考とは、一般的な定義として
「デザインに必要な考え方や手法を用いてビジネス上の問題を解決する」
ということで、デザイナーがデザインを考案する際に用いるプロセスを、ビジネス上の課題解決のために活用する考え方です。

もう一つの定義として、
「デザイナーの思考を取り入れ、人間中心のアプローチをしていく」
とも言われます。

非常にわかりにくいですよね!

わかりやすく言うと
「企業側の視点で考えるのではなく、消費者を中心に考える」です。

モノが足りない時代は、新しい商品を作って売れば売れました。
だから企業側の視点でモノづくりを行なっていれば良かったのです。

でも、今の時代はモノが溢れていて、
消費者はもはや欲しいものがない状態であるとも言えます。

さらには消費者は考え方が多様化していて買い方も千差万別になっています。
言ってしまえば、自分の感性や感情に合わせた買い方をするようになったのです。

だから、消費者を大きく一括りにして考えていては売れなくなってしまったのです。

そこで、消費者の根っこにある部分
「ユーザーが悩んでいることは何か?」
「ユーザーが価値を感じるポイントは何か?」
などを深く捉えながらモノづくりをしなければいけないよねというお話です。

企業中心ではなく、消費者を中心に考える。
これがデザイン思考です。

僕らデザイナーは、作ったデザインを目にする人、利用する人の事を常に考えながらデザインを作っています。
もはや当たり前のことではあるのですが、その考え方が必要だと言われるなんて何だか嬉しくなります。

ところがどっこい、世の中のデザイナー全てが「デザイン思考」かと言えばそうでもなく。

それは冒頭でお話しした「日本においてはデザイン=クリエイティブ・アート色が強い」が原因で。
デザイン思考の他にアート思考という言葉もあり・・・ちょっと話が長くなりますので、このお話はまた機会があればしたいなと思います。

本日も「消費者思考」でがんばっていきましょう!
それではまた明日!

related post

関連記事

    Ranking

    Archive

    Happiness in Design

    シアワセをデザインする会社

    CONTACT

    お問い合わせ・ご相談は
    お気軽にどうぞ

    Project

    プロジェクト