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DATA . 2022.1.7

Nakamura’s STORY Vol.07

Nakamura Hiroki

Nakamura Hiroki

3年目、「経営者辞めた方がいいんじゃないですか?」と言われる

突然ですが、「会社生存率」という言葉をご存知でしょうか?
中小企業の会社は、平均して1年で約3割、3〜5年で4〜6割が廃業に追い込まれているそうです。

この数字が頭の中にあった僕は「会社を3年続けること」を目標にしていました。
なぜなら、3年経過すると徐々に認知され、お客さんの数も増えてくるのが3年という節目だと、
最初の起業で感じていたからです。

アプリコットデザインでも3年目に突入すると次第に変化が見え始めてきました。
もちろんお客様の数も増え出したのですが、それよりも僕の人生を変えるような出会いがあったのです。

たまたま知り合いの紹介で、デザイナーが入社することになりました。
そのデザイナーは僕よりも年上で、1人でめちゃくちゃ稼げる高い能力を持ち合わせた人です。

マーケティングの知識も豊富でプレゼン能力も高い、僕から見たら雲の上のような存在でした。
そのデザイナーはズバズバとはっきり物言う人で、入社後しばらくしてから言われた一言があります。

「経営者辞めた方がいいんじゃないですか?」

僕はこの一言に、何も言い返すことができませんでした。
なぜなら当時の僕は経営者として何もできておらず、自分自身の未熟さゆえに会社が自転車操業体質になっていたからです。

「経営者が変わった方が会社や働いているスタッフのためなんじゃないか」
内心思っていたことを代わりに言われたような気がして「じゃあおまえがやれよ」と
イラッとしながら心の中で思うことしかできませんでした。

この悔しい経験から、僕のエンジンはフルスロットルになったのです。
もともと僕は会社を大きくしたいとか、売上をあげたいとかそういう気持ちが全くありませんでした。
でも負けず嫌いな僕は、いつかそのデザイナーを見返すために圧倒的に結果を出してやる!と思えてきたのです。

結局そのデザイナーは半年も経たないうちに辞めていきましたが、
この出会いが僕のターニングポイントの一つであることは間違いありません。
今でも本当に感謝しています。

その後、フルスロットルの僕は雇用を増やして売上をガンガン上げていき、
4年目を目前にした頃スタッフ数が10人を超えました。


松本事務所を立ち上げる

うちの会社は長野県長野市に本社があります。
そこから約70キロ離れたところに松本市があるのですが、
僕はもともと松本市でお店をしていたので働いている期間が長く縁のある場所です。

そこで、松本にも進出したいと考えていた頃、
経営者の同期から事務所を引っ越すからオフィスをシェアしないかとお誘いをいただきました。

それがうちの会社にとってはじめての別拠点となりました。
早速、僕は松本事務所で働いてくれるスタッフを探そうと、ハローワークや自社のホームページで告知。
応募者の中から厳選に厳選を重ね1人採用をすることにしたのです。

でも僕は経費のことよりも、そのスタッフが1人で寂しい思いをしないかが心配でした。
何かあってもすぐに駆けつけられるような距離でもないですし、
本社のほうに多くスタッフがいるので孤立しないかも心配です。

でも、そのスタッフの子はとても性格がよく、人当たりの良い人だったので少し安心をしていたのですが、
もしかしたらそのスタッフでなければ松本の事務所はすぐに閉鎖をしていたのかもしれません。

また、事務所を開いたはいいものの集客しないと仕事はありません。
なので本社のホームページとは別に、松本版のホームページや様々な販促物を作って集客活動を行っていきました。
場所が変わるとお客さんの属性も少し変わります。
なので、思うように集客ができない日々がしばらく続きました。
そして自分たちができることをやっていくと問い合わせが少しずつ増えてきたのです。

そのタイミングで、スタッフを1人増やすことにしました。
僕の中ではこの2人のスタッフが会社にとってキーパーソンだと感じています。
今でも大活躍をしているスタッフなのですが、
この2人がいたからこそ松本事務所はきちんと運営ができているのだと思います。


インターネットってすごいんだぜ

ある日、誰もが知るような某大手企業さんからお問合せをいただきました。
そのとき、間違いなんじゃないかと自分の目を疑うほどです。

まさかこんな大きな企業さんが、うちみたいな会社に声をかけてくれるなんて!
そう思うと、改めてインターネットの凄さを実感したのと同時に、可能性がめちゃくちゃあることを再認識したのです。

他のお客さんと同じように、その時にできる僕らのすべてを注ぎ込んでお仕事をさせていただいたのですが、
出来上がったものを制作実績に掲載したところ、かなり反響があり一段と問い合わせが増えてきました。

すると調子に乗った僕は長野市の事務所を10倍広い敷地へ移転することに決めました。
そこから会社の波は大きく変わり始め、某大手企業さんの実績があることで
会社としての株も少し上がり、問い合わせも増えてきました。

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