DATA . 2021.12.3
デザイン会社の生き残りをかけて_Vol.02 デザイナーとの付き合い方編
Nakamura Hiroki
伴走型ブランド経営デザイナーの中村です。
デザイン会社においてデザイナーの存在は重要です。
デザイナー次第で会社が変わります。(実体験)
しかしデザイナーは少々職人気質なところがあり、
色々と付き合い方が難しいのが正直なところではあります。
デザイナーのタイプを知る
デザイナーにはタイプがあります。上手に付き合うために、細分化して考えてみましょう。
デザイナーには大きく分けて、感性型と理性型があります。
感性型のデザイナーは、情緒的な要素の伝達が得意な型です。
一方理性型は、理論的に情報を伝達する事が得意な型です。
どちらが良い悪いではないのですが、
今後求められるのは「理性型と感性型をバランスよく併せ持つデザイナー」だと思います。
なぜなら現代のデザイナーの必須スキルであるWEBは、
情緒的な要素と理論的な考え方が必要であるからです。
自社のデザイナーはどちらのタイプなのか一度確認してみてください。
圧倒的に感性型のデザイナーが多い現状
日本のデザイナーは圧倒的に感性型が多いと思います。だから理論的な思考を身につけてもらえるような教育を行なっていく必要があります。
その為には、自分で考えて行動し、より多くの経験を得てもらう必要があります。
感性型のデザイナーに感性が求められる仕事ばかりを依頼していても考える訓練にならないので、
お仕事を割り振る際、理性を刺激するようなお仕事も意識して割り振ることも必要です。
その際に細かすぎる具体的な指示を出さない方が訓練にはなります。
(具体的に指示を出した方が仕事がスムーズに行くことは間違いないので、その当たりは臨機応変に。)
しかしながら、デザイナー自身がバランス型を望んでいない場合もあるので、
面談などを行いお互いの方向性を確認していただいた方が良いと思います。
本日もがんばっていきましょう!
それでは、また明日!