働き方や生き方を見直す上で「価値観を引き出すワーク」が大切な理由
written by natsuki
キャリア相談に来てくださる方とお話していると、「どう働きたいのかが、自分でも分からなくなってきました」という声をよくお聞きします。
気持ちはとても分かります。情報も選択肢も増えすぎていて、自分の本当の声が、自分でも聞き取れなくなっている時代だと感じます。だからこそ、価値観を引き出すワークの時間を、私はとても大切にしています。
選択肢が多すぎる時代だからこそ、軸が必要
SNSを開けば、いろんな働き方や暮らし方が、毎日流れてきます。副業、フリーランス、転職、独立、家族との時間。どれも魅力的に見えるからこそ、何を選べばいいか分からなくなる。これは、現代ならではの迷いだと思います。
そんなとき、最初に手をつけたいのは「自分は何を大事にしたいのか」を言葉にする作業です。価値観が明確になっているだけで、選択の軸が立ち上がってきます。
価値観が言葉になると、いくつかの変化が起きる
価値観をしっかり言葉にできると、暮らしのあちこちで小さな変化が起きはじめます。
自分に合う働き方を選べるようになる。他人のペースに巻き込まれにくくなる。やりたいことの優先順位が、自然と決まる。これらは、すべて自分の軸を内側に持てた結果として、後から付いてくる現象です。
フリーランスにとって、軸は土台そのもの
とくに、フリーランスや個人事業主の方には、価値観を言葉にしておくことを強くおすすめしています。
会社員と違って、フリーランスには決まった正解がありません。働く時間、受ける仕事、関わる人。すべて自分で選ぶ自由がある代わりに、軸がないと、毎回の判断で揺れてしまいます。価値観は、自由に動くための土台です。
気持ちが言葉になった瞬間から、人は変わる
不思議なのですが、自分の気持ちが言葉にできた瞬間から、人は変わりはじめます。
「ああ、私、本当はこれが嫌だったんだ」「こんなふうに働きたかったんだ」。気づきが言葉になると、その日から日々の選び方が、ふっと変わります。価値観のワークは、特別な答えを探す時間ではなく、自分の中にあった声を拾い上げる時間だと感じています。
軸ができれば、どんな働き方を選んでもブレない
私自身、何度も働き方を変えてきましたが、その都度、自分の価値観に立ち返ることで、ブレずに次の選択へ進めてきました。
価値観は、職業の選び方を決めるためだけのものではなく、人生のあらゆる場面で、自分を支えてくれる軸になります。働き方や生き方を見直したいときには、まず一度、自分の価値観を引き出す時間を、丁寧にとってあげてほしいと思います。