自己理解

「ありたい姿」と「本当の自分」のズレに気づいた日

written by natsuki

20代のころ、私は外見をきっちり整えることで、自分の自己肯定感を保っていた時期があります。

当時はそれが「ありたい姿」だと信じていました。でもある日、鏡を見たときに、ふっと違和感が走った瞬間があったんです。今日はそのときに気づいたことを、共有してみます。

鏡の中に、別人がいた

毎朝整えているはずの自分が、その朝はなぜか「別人」のように見えました。化粧も髪も、いつもどおりなのに、どこかしっくりこない。

少し怖くなって、しばらく鏡の前で立ち止まりました。何が違うんだろう、と考えていくうちに、気づいたんです。「ありたい姿」はそのままなのに、「本当の自分」のほうが、いつのまにか変わっていた、ということに。

過去の決めつけが、今の自分の声をかき消す

当時の私は、20代前半のころに決めた「こうあるべき」を、ずっと持ち続けていました。

でも、人は日々変わります。価値観も、好きなものも、心地いい感じも、少しずつアップデートされていきます。そのアップデートに気づかずに、過去の決めつけに自分を合わせていると、ある日ふと、別人のような違和感に出会うことになります。

違和感は、自分からのサイン

「なんか、しっくりこない」「これじゃない気がする」。こうした小さなモヤモヤは、本当はとても大事な自分からのサインです。

忙しいと、ついそのサインを聞き流してしまいます。でも、聞き流せば聞き流すほど、自分の声は小さくなっていきます。サインに気づいたときには、立ち止まって耳を澄ませてあげる時間を、どうかとってあげてほしいと思います。

価値観は、定期的にメンテナンスする

私はそれ以来、自分の価値観を定期的にメンテナンスする時間を、意識してとるようにしています。

半年に一度くらい、ノートを開いて、「いま心地いいことは何か」「いま苦しいことは何か」「これから何を大事にしたいか」を書き出す。それだけで、自分のいまの輪郭が、少しはっきりしてきます。

軽さを取り戻すための、自分の取り扱い説明書

こうした作業を、私はワークショップのなかで「自分の取り扱い説明書を作る」と呼んでいます。

立派な計画でも、人生の答えでもありません。今日の自分の気持ちを、丁寧にメモしておくだけ。それが、明日からの一歩を、ふっと軽くしてくれます。「ありたい姿」と「本当の自分」が少しずれていると気づいた日が、自分らしさを取り戻していく入口になります。

お問い合わせ、無料相談は
お気軽にどうぞ
Contact Us