一日の終わりに、何を言うか
研修も面談も入社初日も、中身は設計されているのに、終わり方は成り行きになっていることがあります。人は体験の長さを覚えておらず、一番強い瞬間と終わりの瞬間で全体を判断します。もっとも記憶に残る数分が、いつも誰の担当でもない。最後に何を渡し、何を言って終わるかを決めておく話です。
研修も面談も入社初日も、中身は設計されているのに、終わり方は成り行きになっていることがあります。人は体験の長さを覚えておらず、一番強い瞬間と終わりの瞬間で全体を判断します。もっとも記憶に残る数分が、いつも誰の担当でもない。最後に何を渡し、何を言って終わるかを決めておく話です。
やる気のある人が動き出さないとき、原因を意欲に求める前に、その人の前に選択肢がいくつ置かれているかを見ておきたいと思っています。好きなところから手をつけていい、やり方は任せる。選ぶ自由を渡したつもりの言葉が、受け取る側では二十四種類のジャムと同じ景色になっていることがあります。
自分の仕事が会社のどの数字を動かしているか。これを言える人は、社内でも社外でも強くなります。ただ、現場に渡されている数字が売上までなら、追えるのも売上までです。見せていない数字を動かしてほしいと期待することはできません。数字を見せることは管理ではなく育成だ、という話です。
人件費は経費でしょうか、投資でしょうか。その人が一年で前より早く前より良いものを出せるようになっていれば、それは残って働く側です。ただし勝手にそうはなりません。任せる仕事と振り返る場所。この二つが無いと、経費のまま出ていきます。
若い人が育たない、というご相談の中身は、意欲ではなく「やったことの結果が本人に返っていない」ことのほうが多い気がしています。店の仕事は、並べ方を変えればその日のうちに返事が来ました。返事が返る回路をどう用意するか、三つのやり方を書きました。
この人は主体性がない。評価の場でよく聞く言い方には、その人の力は本人の中に一定量あって持ち歩いている、という前提が入っています。同じ人が、隣を変えると別人のように動くことがあります。育成の実務が、研修より先に組み合わせの話になる理由を書きました。
断る判断が経営者に集まる会社は多いと思います。基準が無いのではなく、書いていないだけです。書かれていない基準は、それを持っている人が対応するときにしか働きません。判断を配るための3つの文と、失敗した案件からの探し方を書きました。
チームの手戻りが多いとき、原因は個人の力量ではなく共通の言葉が無いことにあります。判断の速い人ほど途中の理屈を意識しないので、渡せるものが「見て覚えて」だけになる。言葉を外から借りて型にする方法をまとめました。
自社がAIにどう説明されているか、確かめたことはありますか。読まれているのは自社サイトとはかぎりません。社名が別業種の会社と混ざっていた実例と、広報担当者が四半期に一度10分でできる点検の型を書きました。
「発信を続けたいのですが、止まってしまいます」。広報や採用のご担当者からよくいただくご相談です。やる気が落ちているわけではなく、時間の置き場所の問題であることがほとんどでした。同じやることリストに並べた時点で、締め切りのある仕事に順番を譲り続けます。予定表に移す4つの仕分けと、枠に書く3つの条件、1週間に3つまでという線引きについて書きました。