広報の点検に、AIの答えを足す
自社がAIにどう説明されているか、確かめたことはありますか。読まれているのは自社サイトとはかぎりません。社名が別業種の会社と混ざっていた実例と、広報担当者が四半期に一度10分でできる点検の型を書きました。
自社がAIにどう説明されているか、確かめたことはありますか。読まれているのは自社サイトとはかぎりません。社名が別業種の会社と混ざっていた実例と、広報担当者が四半期に一度10分でできる点検の型を書きました。
「発信を続けたいのですが、止まってしまいます」。広報や採用のご担当者からよくいただくご相談です。やる気が落ちているわけではなく、時間の置き場所の問題であることがほとんどでした。同じやることリストに並べた時点で、締め切りのある仕事に順番を譲り続けます。予定表に移す4つの仕分けと、枠に書く3つの条件、1週間に3つまでという線引きについて書きました。
「事例を書きたいのですが、書くことが出てきません」。広報のご担当者からよく聞く言葉です。実際には書くことは山ほどあって、担当した本人の中にしまわれたまま外に出ていないだけでした。担当者に聞く3つの質問と、それが記事の素材集め以上のものになる理由について書きました。
更新したほうがいいのは分かるけれど、何を書けばいいのか分からない。広報の担当になった方から、そう聞くことがあります。お知らせを増やしても応募が増えないのは、頻度ではなく足しているものの種類が違うから。読む人が探しているのは、決めるための材料のほうです。
新しく入った人が数か月で辞めるとき、原因は入ってきた人ではなく受け入れる側の状態にあります。続くかどうかを決めるのは人数ではなく、質問できる空気と、手を止めて教えられる余力。その余力は数字が悪くなってから見えるのでは遅いという話です。
AIが作業を引き受けると、若い人に残る仕事がなくなります。人に残る三つ(決める・聞く・背負う)は、そのまま人が育つ三つでもあります。渡すのは作業ではなく、小さな判断。決めた結果を一緒に引き受けるところまでが渡し方です。
この仕事はあの人にはまだ早い、忙しそうだから持っていかない。配慮のつもりで、相手の余裕をこちらが決めています。見積書で相手の懐を想像するのと同じ形です。早いかどうかは、渡してみたあとに決まります。
相談してきた人に「それ、決めてないだけだよね」と言う。正しいのに、いちばん言ってはいけない一言です。整理は本人がやるもの。組織の側が用意するのは、材料と、決める日と、決めたことの記録の三つだと思っています。
一時間の面談で相手に残るのは、最初の三分と帰り際の一言です。人は最初と最後しか覚えていません。内容を変えなくても、悪い話を先に出して次の話で終わるだけで、受け取られ方が変わる。面談・報告・入社初日への効かせ方を書きました。
値段で比べられているとき、相手が値段しか見ていないわけではありません。比べる材料を、値段しか渡していないだけかもしれない。人は辻褄が合わないと決められず、決めたあとも合わせ続けます。それが受注にも、採用の定着にも同じ形で出るという話です。